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ハワイまで格安往復3万円!LLCスクートに乗ってわかったメリット・デメリット

[レビュー]LCCスクート 羽田から関空~ホノルル直行便でハワイ旅行に行ってきました!

ハワイに行きたいけど、正直どのツアーも航空券も料金が結構高いですよね。

ツアーの場合、日系エアラインやハワイアン航空を使うと大人一人平均でも20~30万円はします。

航空券だけでも往復で10万は最低でもかかるので、これにホテルを自分で予約しても、結局ツアーとそんなに変わらず、海外保険を自腹で付けるなど、色々と考えれば考えるほど悩んでしまいますね。

しかし、そんなハワイへの航空便にもようやく「スクート(scoot)」、「エアアジア(AirAsia X)」などのLCCという選択肢が加わりました。

検討時期がキャンペーン中で、他社LCCとスクートを比較したところ、スクートの方が発着時間の都合が良い上、安かったのでスクートに決定しました。

今回は、ハワイまで往復5万円以内で行けると注目のLCC「スクート(scoot)」でハワイ旅行に行くことができたので、その様子を紹介します!

スクート(scoot)とは?

スクート(scoot)は、シンガポール航空の出資を受けて、2011年に設立されたLCC(格安航空会社)。

LCCは国内線など、比較的短距離路線の便が多いですが、スクート(scoot)は、長距離国際線をメインに運行しています。

シンガポール航空といえば、イギリスの航空会社の格付けでも最高評価をもらうなど、サービスと安全性で定評のある航空会社と有名です。

そのため、今回利用した関西国際空港からホノルル行きも、ボーイング787というボーイング社の最新鋭の長距離運行が得意な機体を利用しており、JALやANAと比べても遜色ありません。

それでいて、価格は数分の1なので、利用しない手はないですよね!

関空~ホノルルまで3万円以内!LCCスクートでいざハワイへ

スクートのフライトスケジュール。往路(関西空港)19時50分発、復路(ホノルル発)11時00分発

スクート(scoot)のフライトスケジュールは、

運航日:月火木土
往路:関西国際空港(KIX)19時50分 発 → ホノルル(HNL) 9時00分 着
復路:ホノルル(HNL) 11時00分発 → 関西国際空港(KIX) 14時25分(翌日) 着

となります。

ホノルル到着が9時なので、少々疲労は残りますが到着日からすぐにスケジュールが組めるのはうれしいですよね。

スクートなどのLCCは料金設定やオプションに気をつけよう

スクートでは、「フライ」「フライバッグ」「フライバッグイート」「スクートビズクラス」と選べる航空券に、受託手荷物、機内持ち込み、機内食、座席、Wi-fi、機内映画利用等をオプションとして料金を加算していくことになります。

しかも、往路と復路で設定を変えることができます。

私は行き便はスーツケース持ち込みの航空券のみの「フライ」、帰り便は機内食と受託手荷物をつけた「フライ・バッグ・イート」にして、これにWi-fiと手数料や空港使用料を含めても、往復¥29,720円でした。

前後に早割を利用して羽田―関空の往復も¥22,000ほど。これにLCCでハワイへの往復を組み合わせれば、どんなツアーよりもお特にハワイ旅行を実現することができました。

LCCの頻繁にプロモーションされるセールを必ずチェックしよう!

スクート(scoot)LCCの頻繁にプロモーションされるセールを必ずチェック
https://www.flyscoot.com/jpより

LCCでも時期によって10万円を超えることもあるため、いつ買うべきか迷いますが、LCCの凄いところは驚くほど頻繁にセールを行っていることです。

4月のセールで、往復での他社LCCとスクートを比較したところ、スクートの方が発着時間も都合が良い上、安かったのでスクートに決定しました。

ちなみに、エコノミークラスで6月~8月を検索してみましたが、

スクートで片道¥16.557~45,557が、8月の夏休みだと¥99,557とかなり差が大きいですね。

エアアジアでは片道¥31,100~61,500が、8月夏休みになると¥75,200まであがります。

スクートのチェックインと搭乗の流れ

LCCは早めに空港に行こう!

関空ではスクートは3時間前からチェックインを開始し、1時間前には搭乗手続きが終わります。

ここでポイントなのですが出国審査後、LCCはターミナルのメインの場所にゲートがなく、指定された遠くのゲートへ移動しなければなりません。

ゆっくりと出国後の免税品店やターミナルを楽しみたい場合は、時間をかなり前倒しで予定しておく必要があります。

いざハワイ目指して離陸!機内は防寒着が必要

スクート(scoot)ハワイ目指して離陸

着席して肌寒く感じましたが、そこはLCCなのでブランケットの貸し出しはありません。ブランケットが欲しい場合は、耳栓とアイマスクがセットになったものを事前購入するか、前もって上着などの準備が必要になります。

上着に加えてカーディガンを一枚余分に着ていましたが、飛行開始から4、5時間ほど経ち、眠っていたところあまりの寒さに目が覚めました。

言葉にするなら「極寒」です。上着を巻き付けても震えが止まらないくらい機内の温度を下がっていました。

その1時間後、「暖かいお飲み物やお食事はいかがでしようか?」と機内サービスが始まったので、機内温度を下げて寒くなっているところに、暖かい飲み物の販売促進のためだったのかもしれません。。。

トイレのために席を立ったとき見渡してみると、フリースを着込んだ男性や、薄手のダウンジャケットを着た方を見かけたので、日本発のスクート利用を頻繁にする方の中では常識なのかもしれませんね。

最新のボーイング787とCAさんやサービス

スクート(scoot)最新のボーイング787とCAさんやサービス

LCCだからサービスはあまり期待できないのだろうという予想を、いい形で裏切られるものでした。

機内での無料ドリンク配布等は一切ありませんが、皆さん笑顔でテキパキとこなされ、はっきり言って米系フルサービスキャリア(デルタやユナイテッド)よりも断然愛想がよかったです。

機材も最新のボーイング787なので、機内が広くトイレもきれいで全く問題ありませんでした。

ホノルルからの帰国便。心配だった受託手荷物の重量チェック

スクート(scoot)

帰国便は機内食と機内持ち込み10kgと受託手荷物20kgまで無料の「フライ・バッグ・イート」でしたので、カウンターで重量を計られます。

32Lのスーツケースにジャムや美容コスメなどを大量に入れて16kgで、衣服などの軽い物を大きめのエコバッグに詰めて機内持ち込みにしました。

LCCは比較的重量オーバーには厳しく、超過料金を支払わなければならないので荷物の詰め方に工夫が要ります。

ホノルルからの帰国便ではオプションの機内食を実食

スクート(scoot)機内食

離陸後、オプションで付けた機内食の時間となり、CAさんのほうでもリストで把握しているようですが、念のため搭乗券の確認があります。確認後に予約していた機内食が渡されました。

内容はドリンクは水かコーラの2択のみとチョコビスケット。

私の予約は「ハワイアンBQQチキン」でしたので、CAさんからこのミールを直に手渡しでもらいました。

肝心のお味はというと「普通」でハワイアンな感じというよりは照り焼きチキンに近かったです。

これでオプション選択していないホノルル発の場合、$18(約2000円)。

空の上ということですこし高いので、事前予約しておいてよかったです。

ハワイ発の帰国便は、あまり寒くない機内

行き便が極寒フライトだったため、また機内で冷やされるのかもしれないとさらに一枚多く服を持って搭乗しました。

ところが全く寒くなく、結局日本到着まで温度は下がらず、ノースリープや半袖でも快適な温度のままでした。

関空発の乗客の多くが寒さ対策を既にしていたのを見ると、日本発の便で温度を低く設定することが多いようです。

スクートとフルサービスキャリア(ハワイアン航空)と乗り比べて

数年前にハワイアン航空を利用したことがあるので比べてみます。

フルサービスキャリアなので受託手荷物から機内食2回、座席やブランケット・アイマスク・耳栓と機内映画サービスもすべて揃っています。

ハワイアンな音楽と、お花をつけたCAさんで行きも帰りもハワイの空気に包まれていました。

一方でスクートはLCCなので、サービスはすべてオプションです。

しかし価格コストを考慮した際の無駄を除くと、それほどデメリットは無くお得であると言えるでしょう。

航空券の費用を抑えた分、ハワイで贅沢できる!

いかがでしたか?

いかに安く必要なサービスだけでハワイに行くかという観点から考えると無駄のないスクート航空でも十分ですね。

スクートでハワイが、今まで思っていたよりずっと身近で気軽に行けると言ってもいいかもしれません。

これまで航空券等にかかっていた費用をスクートでお得にした分、現地のホテルやショッピングやアクティビティに使えて、思いきり贅沢して楽しんでください!

スクート(scoot)

URLhttps://www.flyscoot.com/jp
電話番号03-4589-9464

この記事を執筆したライター

holulele

holulele

元日系航空会社CA。オフは一人でバックパッカーをして世界中を旅するのが趣味。なかでもハワイは特別で大好きな場所。ハワイの魅力を最大限にお届けして、ハワイ好きな人がたくさん増えてほしいなと日々情報発信中。

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